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6月に寄せて 「雨に想いを」

日本の6月といえば「梅雨

湿度の高い「ジメジメ」とした季節ですが

先月は気圧配置が例年と異なっていたようで

真夏日があったり、梅雨空には程遠いお天気でした。

 

梅雨というか、「雨」というと

私が思い出すのがこの曲

 

山本達彦さんのバラード

雨に想いを」です。

 


シティ派ポップの旗手、山本 達彦

1970年代から1980年代にかけては、日本のポップス・シーンでも様々な潮流が起こり、素晴らしい楽曲が綺羅星のように作り出されました。


その中でも、アメリカやヨーローッパのポピュラー音楽(特にロック)から影響を受けて独自のスタイルを確立したのが『山下達郎』さんですね。

一方、彼ほどメジャーではないのですが、特にジャズの影響を受けて独自の創作演奏活動を行っていたのが『山本達彦』さんです。もちろんロックの要素も取り入れられた充実した楽曲群は今でも新鮮です。


現在、お二人ともにまだまだ音楽活動をなさっていますが、私はこの二人が「シティ派ポップ」の旗頭だと思っています。


山本さんの甘いマスクと巧みなピアノの弾き語り、ロマンティックな歌声と、とにかくカッコいいサウンド。

 

人によって好き嫌いがあるかもしれませんが、独特の魅力を持ったシンガー・ソング・ラーターであることは確かです。

 

都会的な香りのする一曲を、まず聞いてみてください。「LAST GOODBYE

 


バラードの名手

ジャズからロック、フュージョンなど、様々なエッセンスを巧みに取り入れて素敵なナンバーを書いてこられた山本達彦さんですが、バラード・ナンバーにも良い曲をたくさん書いていらっしゃいます。

 

アルバム「MEDITERANEER」のエンディングにあるのが

雨に想いを」です。


アルバムでは、ストリングスを加えた洒脱なアレンジになっていましたが、動画は弾き語りVer.です。



 MEDITERANEER(メディテラネ)

 

1. 火のように 水のように

2. 夜を抱きしめて
3. MON AMOUR
4. ELDORADO
5. 嘘の台詞(ダイアローグ)
6. LE MISTRAL
7. 潮騒
8. LOVING YOU
9. 霧の国から来た女
10. 雨に想いを

 

雨に想いを

作詞 山川啓介

作曲 山本達彦


Rainy days again

6月のホテルは 潮騒だけ

退屈がほしくて

来た リゾート

 

雨が打つ ガラス越しの海は

ぼくの心

輝きを失くして うねるだけさ

 

君は答えのある愛 夢に見て

ぼくは答えを出せずに 背中を向け

孤独を飲み干す

 

Rainy days again

撞くつもりもないキュー

並んだグラス

ビリヤード・ルームにも

黄昏

 

”愛してた”

”愛してる今でも”

”やり直そう”

そんな言葉だけが 転がっている

 

この雨は明日も まだ続くだろう

ぼくのためらいを過去へ 流すだろう

窓ににじむ夜

 

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コメント: 1
  • #1

    la.la.nashira (水曜日, 01 7月 2015 00:12)

    達彦さんのライブに行って参りました。オープニングはズバリ「雨に想いを」とても素敵でした。
    バラードもさることながら、カッコイイ曲も実にカッコイイです。「Sunrise Highway」「CATHERINE」他に幾らでもありますが、サウンドにしびれます。ずっと前に作られた曲でもちっとも色褪せません。こう言うサウンド、今の若い人作れないのかなぁ。