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ソナチネ Sonatine for Wind Orchestra 

第18回響宴で演奏していただきました。

2015年3月8日(日)

文京シビックホールで開催された「第18回 21世紀の吹奏楽 響宴 」で、

拙作「ソナチネ Sonatine for Wind Orchestra」が演奏されました。


演奏は、

千葉県柏市立酒井根中学校吹奏楽部の皆さん、指揮は顧問の犬塚 禎浩先生、


中学生と思えない美しいアンサンブルで演奏していただきました。

ブレーン(株)から発売予定のCDが楽しみです。


時間が経過してしまいましたが、改めて深く御礼申し上げます。



ソナチネについて

当日のプログラムに掲載された曲目解説です。


西洋クラシック音楽の合理性には、いつも目を見張る思いがする。

音律や音階、リズムや拍子の発生過程とその体系化、また、自然倍音列から造り上げら

れてった和音の発見とケーデンスに代表される音楽に内在するドラマ性の定型化など、

数え上げていったらきりがない程の豊かな世界がそこに広がっている。


その一つが楽曲形式である。

日本人が短歌や俳句という限られた語数の形式の中に、日本人ならではの感性と感動を

歌い込んでいったように、西洋古典派の作曲家達は極めて簡潔にして合理的な形式を生

み出した。それがソナタ形式である。


この作品は若い管楽器・打楽器奏者達が、ソナタ形式を理解できるように、また、なる

べく技術的に苦労せず、楽しく歌える作品をというコンセプトで作曲にあたった。

曲は、提示部、展開部(第1・第2)、再現部及びコーダというソナタ形式で書かれて

いる。    


参考音源となります。


楽譜につきましては、出版準備中です。


詳細は、追って掲載させて頂きます。