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気になるもの

気になるものってありますね。

もちろん、それは自分が興味あるものなのですが、一旦気になりだすとどうしても気になる・・


以前も、CanonのCMで使われたブラームスの合唱曲についてお話しましたが、今回も気になる「CM」についてご紹介してみます。


Apple社製iPadのCMについてです。


エサ=ペッカ・サロネン氏について


今回iPadのCMにはクラシック・ミュージシャンが起用されました。


その方が、フィンランド出身の作曲家兼指揮者、”エサ=ペッカ・サロネン”(Esa-Pekka Salonen)氏です。


彼は、若干33歳でアメリカの名門オーケストラ、ロサンジェルス・フィルハーモニー管弦団の音楽監督に就任し長らくクリエイティブな仕事を行ってきましたが、2008年からはフィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者・芸術顧問として活躍されています。


指揮者としては、多分に作曲家としての才能に起因すると思われる極めて明晰で分析的な構築力を発揮しながら、一方では躍動感と色彩感にあふれた魅力的な音楽作りが特徴です。

またその指揮法も彼ならではのもので、無駄な動作のないスマートで分かりやすい棒です。


NHK交響楽団にも3回ほど客演していますが、特にバルトークの「中国の不思議な役人」における眼を見張るような音楽作りと指揮法には圧倒されました。


ちなみに彼の使っている指揮棒は日本のムラマツ社製で、なんと市販価格648円!(品番K-13)

私も持っていますが、とても彼のようなコントロールはできません。


The Rite of Spring - Salonen LA Phil (V)

恐るべき才能です!

ロスフィル時代の春祭ですが、まさに音楽と一体化した指揮、見事と言う他に言葉がありません。

Esa-Pekka Salonen - Debussy, La Mer

パリ管弦楽団との「海」

なんと色彩的なのでしょう。

最上の取り合わせだと思います。


アップルの慧眼、サロネン氏起用

この現代クラシック界を代表する稀有の才能の持ち主を起用し、自社の携帯端末のCMを製作したのがApple社です。


『創造的な仕事も機能的にアウトプットできる』というコンセプトで作られたこのコンテンツ、

私はめちゃくちゃ気になりましたので、ネットでも調べてみました。


こちらは、テレビでオンエアされたバージョンです。

 

サロネン氏自作のバイオリン協奏曲の作曲過程で、iPadをどのように使用しているがコンパクトに映像化されています。

 



 インスピレーションを書き留めるためのアイテムとしてiPadが使用されていることをアピールしているPVです。

 

アプリは、Notion とPianist pro が使用されています。




 作曲のプロセスにおいて、iPadのメモを手掛かりに作曲が進められていく様子が描かれています。

 

 

 


 


 サロネン氏、フィルハーモニア管弦楽団とApple社が共同で作成したアプリ「オーケストラ」を紹介したPVになります。

 

 

 

 



同じく教育的啓発アプリ「オーケストラ」の紹介動画です。


 

これは、音楽をやる人にはたまらないインパクトがあります!

サロネン氏起用は、Apple社の慧眼ですね。


そして


そして、まんまと作戦に乗せられた私は、iPad Airを購入してしまったのでした!!



画像は、Notion アプリ(楽譜作成アプリ)で新しい合唱曲を作っているところです。


まだ使い込んでいませんのでよく分かりませんが、Notionは操作性も楽で、音源も良質だと思います。


また他のアプリケーションでも私のPC, iMacとiCloudでデータ共有できるため重宝しています。


結論として、『気になるものはやはり試した方が良い』ということに今回はなりました、が・・・


スマホは、アンドロイド

携帯音源端末は、ウォークマン


これどうしましょう?