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交響組曲「高千穂」について

交響組曲「高千穂」は、2010年に作曲した4曲からなる吹奏楽のための組曲で約40分程の作品です。

題名の高千穂とは、九州南部に連なる霧島連山の「高千穂峰」のことで、私はその麓の町で生まれ中学校卒業までそこで暮らしました。

高等学校は、その当時九州で唯一公立の音楽科があった大分県別府市の高校に進学しましたので、おおよそ14年間をこの地で過ごしたことになります。

(写真の奥の山が「高千穂峰」です。)

 

宮崎県西諸県郡高原(たかはる)町、生後からしばらくの間及び小学校5年生の2学期から中学卒業まで暮らした町です。

自然の実り豊かな、子供の私にとっては野に川にと遊び場の天国でした。

(中学生になると吹奏楽一筋少年へと変貌しましたが・・・。)

 

そして毎日、高千穂峰を仰いで暮らしていた経験がこの作品を書くきっかけとなったのです。

 

 

宮崎県は豊かな自然と共に神話の宝庫でもあります。

有名な高千穂峡の「天岩戸」伝説や神武天皇にまつわるお話などがたくさんあります。


交響組曲「高千穂」では、第1曲「天の逆鉾」で《天孫降臨》伝説や《神武東征伝説》を描いています。


交響組曲「高千穂」について、次回からは曲ごとの解説や演奏上のアドバイス等を掲載していきたいと考えています。

 

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